パプリカの工業生産を考える

今回はお客様からお聞きした話を、さも自分が知っているかのようにお伝えします()

 

パプリカという野菜は日本国内で年間4.5万トン消費されていますが、その9割は輸入に頼っていて国内生産はほとんどありません。輸入先も韓国がダントツでほかにオランダ・ニュージーランドです。なんと現在はこの3か国からしか輸入できないのです。

なぜ輸入が多いのかというと、オランダの高度な生産技術に及ばないことと、温室栽培のための軽油代などの経費負担が大変との理由によるみたいです。一方で韓国はというと、その生産はほぼ日本への輸出用に行われており、ほとんどが設備の整ったオランダ製のガラス温室で栽培され、栽培のために指導員もオランダから招聘し、オランダの種子を使ってオランダのやり方でオランダ品質のパプリカを作っています。

 ということは国内においても従来農法ではなくオランダの生産技術を取り入れ、IcTを活用した工業化を行うことで大きなビジネスチャンスが生まれる気がします。設備栽培には多額の初期投資が必要になりますが、実はかなりの額の補助金が出ます。これまで従来農家でネックだったのは億を超える「初期投資額」です。しかし、中堅・中小企業であればどうでしょうか。新規事業として数億の投資を行うことは非現実的な話ではありません。企業が新たなビジネスユニットの一つとしてパプリカの施設栽培を立ち上げるのは「あり」でしょう。

 なぜこのようなことをお伝えするかといいますと、この種のビジネスの立ち上げを支援する企業が関東にあるんですね。オランダの栽培施設の輸入販売を行い、導入先には一定期間技術者を派遣して栽培技術指導をしてくれて、更には必要に応じ収穫したパプリカの買取までをサポートしてくれる企業があるのです。12hrの土地と数億円の資金(半分は補助金で戻ります)、そして数名の正社員と数十名のアルバイトさん、これらが手当てできればパプリカの工業生産は可能です。

 国内自給率10%しかないパプリカ、今後のマーケットの伸びしろは大きいのではないでしょうか。ご興味ある方、詳しい話だけでも聞いてみようかという企業経営者の方がいらっしゃいましたらご紹介させていただきます。