宇都宮市の後期高齢者健康診査受診ハガキ

宇都宮市は平成8年に福祉都市宣言をし、平成12年には「やさしさをはぐくむ福祉のまちづくり条例」を制定しています。すべての方が快適に安心・安全に暮らせることを目的として、バリアフリーやユニバーサルデザインに関する施策を実施し、公共的施設の整備をはじめ、市民の皆さんと協働したまちづくりを推進しています。
その宇都宮市では「後期高齢者健康診査受診ハガキ」がUCDA認証「伝わるデザイン」を取得しています(2013年)。宇都宮市でUCDA認証を取得した経緯はというと・・・

同市では毎年5万枚ほどの後期高齢者健康診査受診ハガキを発送するそうですが、ハガキの重要さがわからず捨ててしまう方が多かったり、見づらいという苦情・問い合わせが多々あったそうです。
そこで見やすいデザインへの改良に取り組まれました。デザイン改良にあたっては第三者機関であるユニバーサルコミュニケーションデザイン協会(UCDA)のUCDA認証委員会による審査を受け、ユーザーにおける情報の利用品質が認められた通知物であるとして「伝わるデザイン」マークの認証を取得されました。
見やすく・わかりやすくデザイン改良する効果は、対象者の受診率アップだけにとどまらず、職員の問い合わせ対応の減少などの業務工数削減にもつながったそうです。
UCDA認証マークの取得は、その対象物が見やすく・伝わりやすいデザインだというだけでなく、情報のユニバーサルデザイン推進への姿勢や取り組みを広く啓蒙することにつながります。行政や企業においてこのような事例がさらに広まっていくことに期待します。

蛇足ですが・・・当社はUCDAのパートナーとしてUCDA認証取得のサポートも行っております。

コムフィット合同会社 大澄秀明

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