五感マーケティングについて~その2~

以前も触覚マーケティングについて書きましたが、性懲りもなくもう一回。

お客様がお店に行って感じるものの中で最大の影響は視覚によるものだといわれています。まあ当たり前のような気もしますが、視覚の影響が75%あるそうです。次は音、聴覚ですね。視覚と聴覚でほぼ90%弱を占めます。そして触覚・味覚・嗅覚と続くようです。

スーパーマーケットが入り口の近くに鮮やかな商品を並べるケースが多いのは、やはり色彩効果によって顧客の視覚に購買行動を促すマーケティング手法です。他にもセンスの良い手書きのPOPやいかにも「たくさん売れています」感のある平積みの商品陳列方法など視覚を刺激する手法はたくさんあります。何よりも大事なことは、お客様が何を買うかは「お店に行ってから決めている」場合は大部分だという調査結果です。

 では、視覚効果だけ手を打てばいいかというと決してそのようなことはありません。最近は触覚や嗅覚に訴えるマーケティング方法もかなり増えています。

いくつか例を挙げると。

・総菜パックを固めにして品質の良さを連想させる。

・果物や野菜をビニール袋に入れず手で取って触らせる。

・カレーのルーを陳列させている売り場でカレーの香りを少し漂わせる。

触覚が販売に直結した事例としてイギリスのスーパー「アズダ」の例がよく挙げられますが、このお店ではトイレットペーパーを袋から出して顧客が直接触れるように陳列したところ、売上が50%も増加したそうです。

芳香剤の売り場ではサンプルを並べて香りを嗅がせるのが当たり前ですが、洗剤や柔軟剤の売り場で実際にそれを使って洗濯したタオルなどを置いておくのもよい方法かもしれません。

このように触覚や嗅覚を刺激し「手に取らせる」ことが衝動買いの増加につなげる効果があります。

如何でしょうか、触覚・嗅覚に訴求するマーケティングはさほどコストをかけずに実践できます。少しの工夫で大きな効果が生まれるかもしれません。

 

でも、実は五感以上に忘れてならないのが店舗のスタッフの接客なんですね。スタッフが顧客に与える印象こそ売上向上に非常に大きな要素です。スタッフの表情・言葉・清潔さなど、それこそ顧客の五感をダイレクトに刺激すると思いませんか。

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