とても素晴らしいものを見つけまして

とても素晴らしいフライヤーを見つけてしまいましたので思わず紹介してしまいます。

それは静岡県焼津市にご本社がある東海ガスさんが発行されている「お客様情報の取り扱いに関するお知らせ」という印刷物です。

さて、何が素晴らしいのか・・・

それは、東海ガスさんの『お客様に対し情報をわかりやすく伝えたい』というお客様本位の想いをひしひしと感じるフライヤーだからなのです。弊社は、企業と生活者の間のコミュニケーションのあり方にもユニバーサルデザインが必要だと常々訴えております。それは企業の社会的責任でもありますし、生活者とのコミュニケーションが向上することで業績向上にも寄与します。なぜなら、伝えたい情報がわかりやすくデザインされていれば、受け取った生活者(顧客)は好意と関心を持って読もうとするからです。

このフライヤーを見ただけで、東海ガスさんという会社はお客様本位の姿勢で業務に取り組まれているのだなと感心してしまうのです。

と、能書きばかり記してもしょうがないでしょうから、どんなフライヤーなのかイメージをお見せします。

ん?これのどこがお客様本位なの?と思われた方、もう一つの印刷物をお見せしますので見比べてみてください。

いずれも同じ内容のお知らせです。でも、最初に掲載した印刷物の方がだいぶ読みやすくないですか。実は後から見せたものは以前使用していた印刷物らしく、そのデザインを冒頭見せた印刷物に変更(改善)したらしいのです。

このデザインの改善がユニバーサルデザインですね。そう書くと、「この会社、以前のデザインの時はお客様本位ではなかったのか」という人がいます。決してそういうことではありません。UDには完成形がないと言われています。そして技術と共に進化していくのがユニバーサルデザインです。こちらの会社さんももともとUDの発想があったからこそ情報媒体の改善に取り組んでいらっしゃるのだと思えるのです。

最後に一言、UDというと様々な製品や施設にばかりフォーカスされることが多いですが、今回ご紹介した情報コミュニケーションのUDに関心を持つことこそ重要だということをご理解ください。それはなぜか、以前も書きましたが、製品やインフラのUDは勝手にどんどん進化します。メーカーが新製品のユーザビリティを向上させようとすると自ずとUD化するからです。しかし、情報媒体に関してはまだみなさんの関心が低いのです。

家電の取扱説明書を「わかりにくいな」と思いながら読んでいる人いませんか。マニュアルを正しく理解してなくて誤った使い方をしている人いませんか。例えば携帯電話などは最たるものではないでしょうか。使い方もわからない、オプションの契約内容もよく知らないなど、皆さんに情報がわかりやすく伝わっていない事例は沢山あります。

話しが少し脱線しましたが、今回ご紹介したフライヤーのように情報をわかりやすくお客様に伝えようと取り組まれる企業・そして行政がどんどん増えてくれることを期待します。

東海ガスさんは素晴らしい会社だ!と感心してしまった出来事でした。