2019年度補正予算が閣議決定されました(補助金〜)

先日、経産省から2019年度補正予算が発表されました。この補正予算により今年度同様、”ものづくり補助金” ”小規模事業者持続化補助金” ”IT導入補助金” の3つが来年度も実施されることとなりました。
補正予算9135億円のうち、3600億円が中小企業生産性革命推進事業として計上(3年間)されています。今年度の予算は1100億円でしたので補助金の規模はほぼ今年度並みかと思われます。

補助金の概要は以下の通りです。

①ものづくり・商業・サービス生産性向上事業(ものづくり補助金)
(補助額:100万円~1,000万円、補助率:中小1/2 小規模2/3)
中小企業が行う、革新的なサービス開発・試作品開発・生産プロセスの改善に必要な設備投資等を支援。

②小規模事業者持続化補助金(持続化補助金)
(補助額:~50万円、補助率:2/3)
小規模事業者が経営計画を策定して取り組む販路開拓等を支援。

③サービス等生産性向上IT導入支援事業(IT導入補助金)
(補助額:30~450万円、補助率:1/2)
中小企業が行う、バックオフィス業務の効率化や新たな顧客開拓獲得等の付加価値向上に資するITツールの導入を促進。

さて、来年度の補助金でポイントとなるのは以下の2つでしょうか。

  • 事業計画期間において、「給与支給総額が平均年率1.5%以上向上」、「事業場内最低賃金が地域別最低賃金+30円以上」を満たすこと等を申請要件とします。(持続化補助金及びIT導入補助金の一部事業者は加点要件)

ものづくり補助金については賃上げ計画は応募時の必須要件となり、かつ、実績も求められることになります。小規模事業者持続化補助金は、少なくとも賃上げが加点要件になることは間違いなさそうです。

  • 過去3年以内に同じ補助金を受給している事業者には、審査にて減点措置を講じることで、初めて補助金申請される方でも採択されやすくなります。

過去3年間に同じ補助金が採択された事業者に対しては減点措置が取られますので、結果として新規に申請する事業者の採択率は高くなることが期待できます。

さらに、「通年公募」となるようですので、これまでのように申請締切時期を機にすることなく自らのタイミングと計画で申請処理を行うことが容易となります。今までは早い者勝ちみたいな側面もありましたが、この点は是正されるかもしれません。

補正予算の補助金募集開始は来年2・3月になります。補助金活用をご検討されている事業者の皆さん、今から準備を始めませんか。

ご相談はお気軽に。