多文化共生とコミュニケーションのUD

外国人在住者の増加に伴い、どうしても避けては通れないのが言葉の問題です。昨今では幼児保育無償化の動きやコロナウイルスの感染拡大などにより在住外国人の皆さんが行政機関・医療機関の現場窓口を訪れる機会が急激に増加していると聞いております。金融機関匂いてもも外国人の方々が送金用口座を持つなどの動きに対応するため同様のようです。

そして、その際に問題になっているが窓口担当者と訪問者との間のコミュニケーションです。どうしても言葉の問題が窓口対応にはつきまとってしまいます。最近ではより多くの国々から国内に在住する方々が増加していますので、窓口担当者がそれぞれの言語に的確に対応することは非常に困難だと言えるかと思います。さらに行政手続や薬の処方など専門性の高い知識が求められるやり取りになりますのでなおさらです。

このような問題に直面すると、今のグローバルな時代は人(コミュニケーション)のユニバーサルデザイン化が重要だと言わざるをえません。行政もUD・多文化共生を推進しているところが多いですが、前述のようなコミュニケーションのUDにどのように対応するのか興味深いところです。

これらの直面した問題に対し、多言語に精通した人材を窓口に配属するかというとこれは現実的ではありません。職員に外国語の勉強をしてもらうというのも同様です。では、どうすれば今よりベターなのでしょうか。

実は結構な優れものがありまして、AIにコミュニケーションの代行をしてもらおうというものです。これはすでに多くの医療機関や空港窓口などで導入されていまして、対応する職員がタブレット端末を持ち、訪問者の会話をタブレットが聞き取り通訳をしてくれます。職員が日本語で話す内容もAIが相手の言語に翻訳いたします。このことによりスムーズなコミュニケーションが実現できます。

「そのようなものはすでに出回っているじゃないか(ポケトークなど)」と言われるかもしれませんが、ここで紹介したサービスは翻訳の精度が違います。専門性が高く、なおかつ「誤訳」が生命・財産を脅かすかもしれない行政・医療の現場で使われる事を目的とした翻訳サービスです。精度が非常に高いのです。そしてAI翻訳だけでは不十分な場合はオペレータによるリアルタイムな人的翻訳にも対応しています。

まだこのサービスは行政機関向けには昨年秋からスタートしたばかりです。今年以降全国の役所や医療機関に導入が進んでいくと思います。

※当該サービスに関するお問い合わせはお気軽に弊社までどうぞ。