昨日は嬉しいお電話が何本も!

昨日(3月12日)は午後になって複数のお客様からお電話をいただきました。実は期待して待っていたこともあるのですが、今年度最後の補助金申請のお手伝いをさせていただいた案件の採択発表の日だったんです。今回申請をお手伝いした補助金は採択結果が公式に発表されないものだったため、申請企業に採択通知が郵送されるまで私の方は結果がわかりません。しかし、採択の結果が出る(結果が郵送される)のは一昨日だと解っていたため、申請者のお手元には昨日の午後に配達されるだろうと思っていたわけです。

結果、弊社で今回お手伝いさせていただいたお客様の申請は全て採択されました。その連絡のお電話が昨日の午後だったんです。

電話の向こうから喜びの表情が伝わって来ます。こちらもお役に立てて本当に良かったと思える瞬間です。ご縁をいただいた事にも感謝です。

多くの中小企業・小規模企業・個人事業主の皆さんは『このままではダメだ』という危機感をお持ちです。そして現状を打破するために『新たな事に取り組もう』『今のこういうところを改善しよう』と想いを持たれています。しかし大手と違って資金繰りにそうそう余裕はありません。投資コストを考えると躊躇されたり具体化できなかったりとそこでストップしてしまいます。そのような機会損失を発生させないように、活力ある中小企業のビジネス展開を支援してくれるのが公的補助金の制度なんですね。

さて、弊社の業務はお客様が自己資金の負担を減らし公的補助金を活用することで新たなステージに踏み出すきっかけを提供する事です。それは、単に申請書作成を代行する仕事ではありません。お客様が漠然と持たれている危機感やビジョンを整理し、そこから具体的に”何をするべきか”と言う戦略を一緒に立案し、その戦略に基づいて”どうやるか”というActionを一緒に作り上げます。そしてそのロードマップを作ります。もちろん限られた予算の範囲でアクションプランを作るわけですから、やりたいことばかりを羅列するのではなく「やらないこと」を決めるのが戦略でありそれが重要です。

これらの作業を進めることで今後2〜3年の計画が明確になってきます。そうなればあとは補助金の申請書に計画を転機するだけです。

大事なのは補助金獲得は手段の一つでしかなく目的ではないということです。したがって、申請が採択されたから弊社の仕事(サポート)が終わるわけではなく、採択された後の計画の実行とレビューについてもしっかりとサポートをさせて頂く事になります。採択された後が重要ですね。気が引き締まります。

今年度、弊社がお手伝いさせていただいた補助金申請は極めて高い採択率で終えることができました。新型コロナ感染症拡大による政府の予算措置の影響もあったのでしょうが、多くのお客様の新たな取り組みのお手伝いをさせていただきことができました。唯一、GoTo事業関係の案件が100%採択されなかったことを申し訳なく思っていますが、その他の補助金関係では多くのお客様の期待にお応えすることができたと思っています。

さあ、また来月から新年度が始まります。今回の結果に甘んじることなく、次年度も精進して取り組ませていただきます!

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