小規模事業者持続化補助金の第10回公募が始まりました。12月９日が締切になりますので、この記事を書いている時点でおよそ１ヶ月ちょっとの申請期間になります。
補助金についてお話をしていると「今はまだ必要ないかな」「また今度考えようか」といったご意見をお聞きすることが多々あります。でも、本当にそれで良いでしょうか。
今回のスケジュールを例に挙げますと、11月末に申請しておそらく採択発表があるのは3月頭です。そして今回の公募の事業期間は採択されてから7月末までの4〜５ヶ月になります。要するに今申請書類を書くのは「来年の春から夏までに何をやるか」という事業計画になります。半年以上先のアクションに対しての資金手当てを今行うということです。
言い方を変えますと、『来年何らかのアクションプランがあるのであれば今申請しないと間に合わない』と言えます。
補助金は採択まで結構時間がかかるものです。外部資金を活用し自己資金負担を抑えて事業活動を行おうとした場合、やはりある程度長いスパンでの計画立案が必要になります。「半年以上先の事なんか考えてないね」という方も、これを機会に将来のあるべき姿を再考されてみてはいかがでしょうか。
そしてもう一つ、意外と補助金を活用されていないのが個人事業主さんです。法人でなければ補助金は使えないと思っている個人事業主さんが多いですが、この小規模事業者持続化補助金は個人事業主さんが最も活用機会がある補助金です。補助金をうまく活用されている個人事業主さんは「国のお金」を使って様々な施策を展開されています。
多くの個人事業主さんにももっと活用いただきたいものです。自分のお金で全て賄うのは「もったいない」ですから。
今回公募の簡単な概要資料を掲載します。ぜひご一読ください。また、お問合せ等ございましたらお気軽にメールをお送りいただければと思います。
